2008年 講座紹介

[第1講座] 環境とは何か、地域社会から実証する(11月6日、高畠合宿12、13日)

  • 「自然・人間・文化の各環境要素を分断せずに統合する」(原剛 早稲田環境塾塾長)
  • 「山形県高畠町合宿『有機無農薬農業は地域と日本社会に何をもたらしたか』」(星寛治 詩人 稲作・リンゴ専業農家)

[第2講座] 産業公害史・大企業の軌跡と未来(12月4、11、18日)

  • 「日本産業公害史と社会の変容」(原剛 早稲田環境塾塾長)
  • 「東京電力と大気汚染自主規制の構造」(小林料 東京電力元立地公害局長・理事)
  • 「トヨタ自動車はなぜプリウスを作ったのか」(渡辺浩之 トヨタ自動車技監)

[第3講座] 水俣病 過去、現在、未来(1月8、15、22日)

  • 「水俣病とは何か、日本社会変容の原点として」(原剛 早稲田環境塾塾長)
  • 「なぜ私は水俣病を語り継ぐのか」(水俣市在住の漁師患者「語り部」による講義)
  • 「全国に広がる『水俣地域学』の背景」(水俣市役所生涯学習課長)

[第4講座] 環境ボランティアの思想と行動(2月5、12、19日)

  • 「地域とつながる環境ボランティア」(高野孝子 NGO法人エコプラス代表、早大平山郁夫記念ボランティアセンター准教授)
  • 「京都を変える『環境市民』」(杦本育生 環境市民代表)
  • 「地域に広がる菜の花プロジェクト」(藤井絢子 滋賀県環境生協理事長)

[第5講座] 神道・仏教に内在する自然・環境保護思想と近代行政制度(3月5、12、19日 京都合宿)

  • 「1200年、京都『水の光景』にみる日本文化の基層」(原剛 早稲田環境塾塾長)

    京都合宿

    • 「仏教にみる環境思想」(信楽香仁 鞍馬寺貫主)
    • 「神道と環境思想」(高井和大 貴船神社宮司)
    • 「神仏習合の歴史」(丸山弘子 早稲田環境塾講師 於 妙法院)

鞍馬寺(尊天思想)から貴船神社(水神)に到るサンクチュアリをたどり、仏教、神道、神仏習合による日本の基層文化に表現された「水の思想」「生きものとの共生の思想」と伝統的な日本の環境・自然保護制度との関連をたどる。
滝口にしめ縄をめぐらせたかつての神域は、現在、背後の森林が水源涵養保安に指定されている。殺生禁止であった一帯は、今、鳥獣保護区とされ、社寺院を 中心に「文化的景観保全地域」に指定されている。日本文化の基層に宗教性と科学性が共存し、近代行政の環境保護にその思想が継承され、制度化されている。 環境保護思想の根幹を成す生態学・エコロジーの原点を、鞍馬一貴船の路をたどり明瞭に読み解くことができる。

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