第8期早稲田環境塾第3講「看空追影―探鳥を現代に問う―」(全4回)のご案内

8期早稲田環境塾

「希望への確かな歩み-上質な人生とシンプルライフへ

第3講座「看空追影―探鳥を現代に問う―

概要:

文化としての環境日本学を目指し、「上質な人生とシンプルライフとはなにか」を考え実践する早稲田環境塾第8期は、第1講「ジャーナリズムとリテラシーへの対話」、第2講「企業の現場から」に続き、第3講を「看空追影―探鳥と現代に問う―」を課題に4月22日(水)から開講します。

中西悟堂(日本野鳥の会)、山階芳麿(日本鳥類保護連盟)ら先駆者によって拓かれた「文化・環境としての野鳥」への視点と認識を深めることにより、第8期早稲田環境塾の全体テーマへの手掛かりを見出すよう試みます。

東日本大震災以降、心のあり方への関心がかつてなく高まり、日本人の意識の変化をうかがわせています。このような社会現象と通底しているのではないかと思わる事柄として、

例えば日本野鳥の会の「ツバメキャンペーン」(2013年)に多くの、とりわけ若い女性が加わりました。同会のロゴマークをあしらった携帯長靴は空前の売れ行きを続けています。

文化・環境としての野鳥への気付き、認識を深めようと日本野鳥の会(1934年設立)の機関紙「野鳥」は過去さまざまな特集を組んでいます。

「宮沢賢治と鳥」(NO560)

「象徴としての鳥―古代エジプトの鳥たち」(NO679)

「聖フランチェスコと道元禅師」―偉大な自然思想家たち(N691)

人と生物のかかわりを生物文化史としてとらえるならば、「文化としての野鳥」の存在がこれほど日本人の心に迫った時はなかったでしょう。

このような社会の反応を裏付けに、「野鳥に託す文化としての環境思想」を考えます。大学での2度の講座とフィールドでの観察会、参加者によるシンポジウムの4部構成です。

 

プログラム:

第1回(4月22日水曜日)

「探鳥源流への旅―中西悟堂の心・自然、人文科学の互譲の精神―」

講師 滑志田 隆先生(駒場東邦中学校生物部元部員、日本山岳会会員、元毎日新聞社会部記者)

場所:早稲田大学西早稲田キャンパス19号館309号室

時間:18時30分~20時ごろ

 

第2回(5月14日木曜日)

「スズメの少子化、カラスのいじめ」

講師 安西英明先生(公益財団法人日本野鳥の会主席研究員)

場所:早稲田大学西早稲田キャンパス19号館310号室

時間:18時30分~20時ごろ

 

第3回(5月23日土曜日)

「湘南タゲリ米プロジェクト―探鳥・生態系観察会―(神奈川県茅ヶ崎市)」

講師 鈴木國臣先生(農家、三翠会代表) 樋口公平先生(日本野鳥の会神奈川支部 幹事、三翠会 湘南タゲリ米プロジェクトリーダー)

※神奈川県茅ヶ崎市寒川に位置する、渡り鳥タゲリの越冬地である水田の保護活動をやっていらっしゃる三翠会の方にお話を伺いながら、探鳥観察会を行います。探鳥観察会を通して都市近郊での生きている命を体感していただき、湘南タゲリ米プロジェクトのお話(生態系保護活動、タゲリ米流通、米焼酎生産、地元農家との協働)の予定です。

参考URL: http://sannsuikai.eco.to/pc/

場所:神奈川県茅ヶ崎市寒川近郊

行程:

午前10時 相模線香川駅集合(JR東海道線茅ヶ崎駅から電車で7分)

10時~10時10分 樋口公平さんによるレクリエーション

10時10分~12時10分 小出川沿いを探鳥・観察しながら下る(屋敷林~取水隻~魚道~水田を2~3キロお話をお聞きしながら歩きます)

12時10分~午前12時20分 鶴峯東コミュニティセンターに移動

12時20分~12時50分 昼食(周辺にはコンビニ・お店がありませんので、それぞれ飲食物を必ずご持参ください)

12時50分~13時50分 鈴木先生、樋口先生によるお話(湘南タゲリ米プロジェクトについて、都市近郊での生きている命の実感etc)

14時 解散(コミュニティバスもしくはタクシーで乗り合いで香川駅まで移動)

※天候によりますが、当日観察できる可能性のある鳥種

アササギ、コサギ、ダイサギ、カワセミ、コチドリ(タゲリの親戚)、イソシギ、ハクセキレイ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、シジュウカラ、バン、カルガモ、スズメ、カワウ、ヒバリ

※当日の持ち物

筆記用具、双眼鏡、お弁当・飲み物、参加費

※当日の注意点

・香川駅周辺にはお店がありませんので、お弁当・飲み物はかならずご持参ください。

・歩きやすい靴でいらしてください。

・香川駅周辺には駐車スペースがありませんので、公共交通機関をご利用ください。お車でお越しの場合は茅ヶ崎駅周辺で終車をし、相模線をご利用ください。

・雨天決行。その場合、コミュニティセンターでお話を伺い、観察会は状況を見ながら行うことになります。荒天の場合は欠講の可能性がございます。前日までにご連絡いたします。

 

第4回(5月28日木曜日)

看空追影―探鳥を現代に問う―シンポジウム&懇親会

パネリスト 滑志田隆先生 日本山岳会会員

安西英明先生 日本野鳥の会主席研究員

佐藤充男先生 写真家

司会    原 剛先生  早稲田環境塾長 日本野鳥の会評議員

場所:早稲田大学西早稲田キャンパス19号館310号室

時間:18時30分~20時ごろ

※毎日新聞朝刊連載「新日本の風景」(2014年日本新聞協会広告賞受賞)の新潟県佐渡市新穂の朱鷺(Nipponia Nippon)復活の秘話を綴った「朱鷺、文化の舞」(2012年9月29日掲載)、宮城県大崎市のラムサール条約・トライアングルの日本最大のマガン(真雁)の越冬地・蕪栗沼からのルポルタージュ「越冬の雁を支える稲田」(2013年2月16日掲載)、今冬シベリアから32年ぶりに渡りが復活したシジュウカラガンの越冬地化女沼を取材した「化女沼からの希望のメッセ―ジ」(2015年2月12日掲載)の写真を多数紹介し、「水田稲作と野鳥」「鳥と米価の経済学」「朱鷺と神話」「雁と仏教」「燕雁代飛にみる男女の美学」などをテーマにディスカッションをします。

※シンポジウム終了後、20時ごろから懇親会を予定しております。

テキスト:

日本野鳥の会創立80周年特集号・月刊誌「野鳥」(2014年4月号)、「人間にとって自然とは、野鳥とは何か、共生の思想の先駆者 中西悟堂」(ノンフィクション作家・小林照幸氏)を核に、塾の独自編集による「看空追影―探鳥を現代に問う―」を配付予定です。

日時: ①4月22日(水)、②5月14日(木)、③5月23日(土)④5月28日(木)

18:00開場、18:30開始(講義:1時間半+質疑応答)

 

会場:

早稲田大学西早稲田キャンパス 19号館3階309号教室もしくは712号室

JR高田馬場から「早大正門前」行き「西早稲田」下車3分、

東京メトロ東西線「早稲田」から徒歩10分

※第1回(4月22日水曜日) は309号室で開催予定です。第2回(5月14日木曜日)および第4回(5月28日木曜日)は712号室で開催予定ですので、ご注意ください。

参加費用

学生無料

社会人1講座(第1回~4回)4000円

※各講座、個別お申し込みをご希望の方は各回1,000円

※第4回終了後の懇親会参加費は別途ご連絡いたします。

申込方法第1回、第2回、第4回は前日(第1回4月21日火曜、第2回5月13日水曜、第4回5月27日水曜)までに、3回は5月20日水曜までに、
1.参加希望日時(複数可能)
2.名前・所属
3.連絡先(e-mai)
を明記の上、e-mail:wasedakankyojyuku☆gmail.comまたはFax:03-6779-5618までご連絡ください。

※上記アドレスの☆を@マークに変更して、ご連絡ください。

※日程、タイトルの変更がある場合、メールでみなさまにご案内いたしますので、事前のメールアドレス、申込登録をお願いします。

※ご不明な点は上記アドレスまでお気軽にお問い合わせください。

皆様のご参加をお待ちしております。

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